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2002faraway | はるか かなダ
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インフルエンザ恐怖体験記
インフルエンザ恐怖体験記(1)
いつものように郵便受けにはチラシばかりが入っている。

どれどれ・・・ん?     

中途半端なサイズのチラシに FLU という文字が印刷されていた。


FLU : インフルエンザ


インフルエンザの予防接種の広告だった。
インフルエンザはこの国にも当然存在する。
勿論こいつにかかってしまうと 厄介なことになるだろう。
値段は一人800円そこそこ。日本のそれに比べたらとっても安い。

気持ちは予防接種を受ける方向に進んでいたが、
ひとつ気になることがあった。

チラシの左下にあるおじさんの写真。
おそらく担当者の顔写真なのだろうが、
ターバン巻いてひげを生やしてにっこり笑っている・・・



不気味だ・・・ (2002,11,19)




インフルエンザ恐怖体験記(2)

怪しいおじさんの写真が印刷されている
インフルエンザ予防接種のチラシを
私が通う英会話スクールに持っていった。
まずはカナダ人の先生に見解をいただこう。

「予防接種を受けようと思っているけれど、このチラシを見てどう思いますか?」

「Hn・・・値段も手ごろだし、いいと思うわよ。
私は今まで受けなかったけれど、 今年は予防接種をしようと
思っているの。インフルエンザに罹ったら怖いものね」

「・・・ところで、このチラシに写っている写真・・・
とっても怪しい人に 見えるのですが大丈夫でしょうか・・・」


・・・・と、英語で言えたら大したもんだ。”とっても怪しい”なんて
英語でどう表現するのだろうか。

「・・・アドバイスありがとうございます」

そうなのよ、そうなのよ・・・英語だと最後の部分が突き詰めて
問えないのよねぇ・・・ こうやって、何だかうやむやになって 

まっいいか 

となってしまう。

とある日の午後、アルバータ州立大学の医学部の図書館に
行ったら、そこの ロビーでインフルエンザの予防接種をやっていた。

ただいま10月、あちこちで 予防接種を行う時期なのだ。


迷っていても仕方ない。予約を入れて
週末に注射をうってもらおう。   (2002,11,21)


インフルエンザ恐怖体験記(3)

本来インフルエンザの予約は電話で充分なのだが、
約束事や大切な話は 直接あって話すようにしている。

これは私だけない。うちの旦那がそうやっているのだ。
未熟な語学による誤解を防ぐためでもある。

チラシの入ったところは個人病院と併設している薬局。
カナダではこんなところで 予防接種ができるのだ。


いた! ターバンおやじ!


アラジンと魔法のランプに出てくるような、
巨大で強そうな男かと思ったが、 思ったよりも小さく、
気の弱そうなアラブ人だった。

これなら勝てそうだ。

ターバンおやじは別件で忙しそうだったので、
カウンターに居た別の女性に 話をし、
週末午前10時に私と主人の予約を入れた。 (2002,11,24)




インフルエンザ恐怖体験記(4)

ところで、皆さん 机 を英語で何と言うかご存知でしょうか。


        desk


そう、ですく。ぱっと頭の中から単語が出てくる。
でも、 慢性疾患 って単語がすぐに出てくる?
出てこないでしょ・・・ 逆に chronic と言う文字を見て 
慢性の って言葉も 思い浮かばないよね。

カナダのこの土地で、新しい単語に出会うたび、
生きた英語・・・ 生活に必要な英語と言うものが
私の中に根付いていないことを 思い知らされる。

予防接種に際し、問診表みたいなものの記入をするのだが、
これがまた 意味不明のアルファベットのオンパレード。

かろうじて、 アレルギー とか 妊娠 なんて文字を認識できて
右端に YES NO の チェック欄が並んでいたので、
直感で全て NO にチェックを入れた。

まあ、最終的には彼に聞きながら記入したのだが・・・

さて、注射のときが来た。何のことはない、
腕をまくってあっという間に 終了。恐怖を感じる暇もなかった。

が、恐怖はそのあとにやって来た。

私が終わったあと、夫の注射の様子を見ていた。
注射器を持った女性は、なんと、
その口で注射針のキャップをねじ開け、
彼の腕にまるでダーツの的当ての様にぶっさしたのだ。

しかもその針が、奥の奥まで入り込んでいる・・・・



ターバンおやじなんて可愛いものだ。




来年の予防接種が怖くなった。 (2002,11,26)


posted by: はるか | 2002faraway | 08:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
夫のリクエスト
夫のリクエスト
カナダでの新婚生活。頑張って料理を作っているが、
当然私好みの 料理が大半を占める。

夫は文句を言わずに食べているが、本当のところ
彼が今、一番食べたいのは何なのか・・・ ・・・

でも、こういう質問って男の人にはうざったい場合もあるのよね。

「べつに・・・」
「何でもいい」
「特にない」

なぁーんて答えが返ってきて、がっくりするだけかもしれない・・・

夕飯時、食事をしながら夫に聞いてみた

「ねぇ、カナダで手に入る材料で、食べたいものってある?」


         「コロッケ」


・・・即答だった。

この人、長いこと コロッケが食べたい 
と念じ続けて いたのだろうか。


         「ポテトサラダ」


・・・ああぁ。ポテトサラダね。あれならカナダでも簡単に作れる。
たしかに、 一度も作っていなかったね。近いうちにつくるね。


         「ザンギ(北海道弁:鳥の唐揚げのこと)」


むむむ・・・ちと難しい。天ぷら鍋がないもんなぁ。
でも鳥を小さく切って フライパンで調理することなら出来るかもしれないね。
沢山のリクエストありがとう。


         「焼き鳥」


え?まだあるの・・・・         


「天ぷら、カボチャの煮つけ、目玉焼き、オムライス」


夕飯が終わっても彼は語り続けた。
こんなにリクエストされると何だか 私が、何も作らぬ主婦のようだ・・・

彼の語りは止まらない。布団に入ってもまだ喋っている。


        「ねぇ、おはぎってこっちで作れないの?」





        「・・・ねぇ、おなかすいた。」




いいから早く寝ておくれ。 (2002,11,17)




posted by: はるか | 2002faraway | 08:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
深?番組に絶句

暑い暑い夏の夜、体をもてあまして耐え忍んでいたが、
ある晩暑さを忘れるために テレビをつけてみた。

真夜中、大して面白い番組はやっていない・・・と思ったが




            あ" っ  ? 




まさに あ の文字に点々が付くほどに驚愕した。

それはエ?チな番組だった。

日本の深夜放送では、バラエティの色が濃く、
水着を着た姉ちゃんがいろんな角度 から撮られたり
しているが、こっちは違う。  

N?K の放送局で放送しているような、
ちょっとしたドキュメンタリータッチ。
その日のお題はなんと、(男性が独りで愉しむことではなく)、
女性が独りで愉しむこと・・・私の口からはこれ以上いえない。
わかって頂けるでしょうか・・・  


半分凍りついたまま私は一人で見続けた。
旦那は気持ちよく寝ている。 彼を起こそうかどうしようか・・・

でも、お題がお題だけにわざわざ起こして
一緒に観るような番組ではとうていありえない。 

ナレーションは静かに続いた。
私の耳には断片的な単語しか入ってこない。
だから、何を言っているのか判らない。
わからない部分は勝手に私の推測で 文章が組み立てられる。

だから、この?ッチな番組は私の頭の中で増幅し、
更にエッ?な番組へと作り変えられた。  

番組が佳境に入ったところで旦那が暑さに負けて起きてきた。

「ねえ、今凄い番組やっている・・・」
「なに・・・え?・・・これ、女の人のアレ?を特集している!!」

ここで私は彼と交代して寝床についた。

当然彼はこの番組を 最後まで見た。

この放送の後、テレビは X(エックス)ファイル を放送したらしい。


ちなみに私の見てしまった番組名は


  「S?X ファイル」 (2002,10,29)



posted by: はるか | 2002faraway | 08:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
言葉の壁
言葉の壁(1)
多少の英語なら使える。

「ご注文は?」
「コーヒー」
「1ドルになります」
「・・・じゃー5ドルから」
「4ドルのおつりです」
「ども」
「ありがとうございました」


       でも、


「はぁーい!何にするか決まった?」
「えっと・・・コーヒー」

      ここからだなのだ・・・

「レギュラーサイズになさいますか、ラージにしますか?」
「こちらでお飲みですか、持ち帰りですか?」
「ミルクは?シュガーは?」
「これでいいの?他になにかいらない?」
「向こうのカウンターで待っていてね」
「じゃーね、はぁーい!次の人」


全てはこちらの思い通りに動いてくれない。
言葉は生きている。
私がたどり着くまで行儀よく待ってはいないのだ。

旅行で海外に行くときは言葉の通じないのもご愛嬌で、
なにもかもが 面白おかしい。

でも、一応根をおろして生活する身分となっては
毎日がこれじゃー結構参る。 (2002,10,20)




言葉の壁(2)
私の住んでいた北海道は、日本の中でも更に首都から
遠く離れていたので、 外国人は、なかなかお目にかからない。 

だから外人を見かけたら、何語を喋っているのか
ちょっと注意してしまう。とにかく、外人というのはどうしても
気になる存在だった。  

ところが、ここカナダでは、本当に沢山の国から人が集まっている。
皮膚の色が黒くても、アジアっぽい顔をしていても英語を
話す人もいれば、 同じ出身国同士、御国言葉で
話をしている光景も頻繁に見ている。

かく言う私も、旦那と一緒のときは何処を歩いていても
日本語で喋っている。 でも、だぁーれも気にしない。 

ここは、そんな国。異国の人も異国の言葉も
全てまとめて受け入れてしまう。

しかし、受け入れる代わりに配慮というものがあまり感じられない。
ここの国の人は、外国人慣れしているのだ。
だからつたない英語にもびびらない。

「・・・ちょっと、英語の会話に慣れていないもので・・・」
と下手に出ると、にっこり笑って優しく 「オーケー!」と言い、
先ほどと全く変わらぬスピードでダーっと喋ってくれる。

まさに返す言葉もない。

ここに来る前から覚悟はしていたが、恐れていたことが
現実になった。


私は聴覚障害者になっていた。 (2002,10,22)




言葉の壁(3)
ここのアパートの管理人さんは、かなりお年を召した
おじいちゃんである。 悪い人ではない。むしろ親切で優しい人だ。

   が、しかし・・・ 彼の英語は、
きつい訛りとスピードがあり、私たちにはさっぱりわからない。

こちらに来て、小さなテレビを買ったが何故だか
電波を受信できない。 (カナダのTV受信の形態については
割愛させていただきます)

頼る人もなく、管理人さんに事情を説明するしかなかった。

ひとしきり、こちらの状況を説明したら、
彼は私たちに、こう質問した。


「ラビニューはあるのか?」


らびにゅー?   ごめん、きちんと聞き取れない、
なんて言っているの?


「ラビニューはあるのか?」


え?らびにゅー、らびにゅー、らびにゅー

・・・・ LOVIN' YOU ? あの、ミニーリパートンの名曲?
何故ここで私たちに 愛を語るの?


「ラビニューはあるのか?」


うーん、うーん、ない!・・・(わから)ない!

翌朝、彼は自宅で不要になっていた らびにゅー を持って、
私たちの 部屋にやって来た。

rabbit ears:小型テレビ用室内アンテナ

らびにゅーのお陰でブラウン管からは画像と音声が受信できた。

何年英語を勉強しても彼の英語は
聞き取れない気がする。 (2002,10,24)



言葉の壁(4)
中学から長いこと勉強したはずの英語だが、
もともとちょっとの 好奇心だけで凌いだ語学力に過ぎない。

やはり、最後は母語である。
用事があり、アルバータ大学付属の英会話スクールの
ロビーでうちの旦那が 来るのを待っていた。

丁度、このスクールに通っていると思われる
日本人の男女3人が日本語で話をしている。

私は中国人の振りをして 彼らの話を盗み聞きしてみた。


・・・わたしさぁーもうぉ、体動かすモードに入っていたからぁ
映画に行くって話に変わって、すっごいダダこねたのぉね。・・・

どんな人がいーい? マッチョ系? 

・・・私はやせマッチョより、ふとマッチョの方がいいなぁ・・・


日本語も私には難しくなってきた。 (2002,10,27)


posted by: はるか | 2002faraway | 08:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
Bethy
Bethy
ほとんど出掛ける事のなかったこのひと月、
いつも窓から外を眺めていた。

特に、熱気のこもるこのアパートで体をもてあましていた時期は、
窓際に居た時間は長かったように思う。

いろんなことを考えていた。

これから3年間の不安、身内のこと、仕事のこと、友人のこと・・・

この国の生活を受け入れようと静かに頑張っていた。
3階のまどから見える景色は、空間にゆとりがあるものの殺風景で、
アパートや、 マンションばかりが立ち並ぶ。

身を乗り出すと高く成長した街路樹が、
まっすぐに 伸びているのが見える。今夜も風は吹かないのか・・・

無用心なカナダ人、カーテンもしないでライトをこうこうと灯し
、パンツ一枚の 男性が、台所で簡単な料理を作っていた。

・・・そうやって、毎日窓際から外の景色や人の動きを見ていたが、
ひとつ 興味をひく事に出会った。

正面のアパートの一階の住人が、私と同じようにいつも
窓際に腰をおろし、 外の景色を見ているのだ。

真っ黒で、かなり太っちょだったが、
その愛くるしさにすっかり虜になってしまった。

彼女はあまり天を仰ぐことがないので3階の私には
なかなか気づいてくれない。 でも、私は密かに親近感を抱いていた。

ここに来てまだ友達も居ない、 彼女なら私の良き話し相手に
なってくれるかもしれない。

彼女の名前を知ったのは、それから間もなくのことである。
たまたま、彼女の 家族とおぼしき女性が何度も呼んでいたのだ。

Bethy! Bethy! (恐らく、こんなスペルなのだろう)。

そうか、彼女はベッスィーなんだ。

名前がわかっただけで勝手にお友達気分になる。
いつも窓際の彼女を探し、 見つけたら安心し、居ないとちょっと
寂しい気分を味わった。

そんな彼女と直接対面する機会があった。

嬉しさのあまり、彼女に声をかけたが、 彼女はその豊満な
肉体をプリプリさせながら私の声を無視した。
ちょっと 驚かせてしまったのかもしれない。

その後、何度となく声をかけたがやはり彼女の反応は
冷たいものだった。 アジア人は嫌いなのだろうか・・・・

私は気づいていなかったが、実は私のアパートにも 

窓際チャン 

が存在していた。 アパートに戻ろうと入り口に向かう途中で、
2階の窓から白い肌で栗色のヘアーを した子が、こっちを見ている。

先日、彼女は



       ニャー と声をかけてくれた。



猫の鳴き声は万国共通であった。




彼女の名前はまだ知らない。 (2002,09,12)
posted by: はるか | 2002faraway | 08:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
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