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嘘の上の嘘2005.10.13 Thursday
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とあるルートから安く譲り受けた日本の本を読んでいます。「科学を名乗った嘘と間違い」昭和50年の本だから恐らく絶版かな?ちなみに25セントでした。
原人「ピルトダウン人」って知っていますか?私はこの本で知りました。実際には存在しない、原人で、有名希望の考古学者が精巧にごまかした・・・(でも、後年になって嘘が暴かれた)原人のこと。どこかで似たような話が。。。
見事なまでの嘘も、一旦矛盾が見つかると次々に見えてくる・・・これって実社会にも当てはまるなぁ。
どうして人は嘘をつくのだろう。
いろんな事が考えられるけれど、今、私が一つ言えることは、嘘は本人の弱さを隠す一つの手段なんだろうなぁ。
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Charlie and the Chocolate Factory (2)2005.07.31 Sunday
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このタイトルで以前も日記に書いていました(2004年の11月17日(或いは18日))。 今回映画化された作品を劇場で見てきました(日本公開はもう少し後みたい)。
これね、私好み。
はるお君は、この作品は監督の色が強く出ている・・・みたいに言っていました。バットマンを作った監督と同じなんだって。
実はこの作品は以前にも映画化されていてそれはDVDで見ていたの(1971年の作品)。それは、ちょっとがっかりだったけれど、今回は楽しめた。
たまたま今回行った劇場はすんごく大きなスクリーンで、入った瞬間に息を呑んじゃった。私が知っている中で一番。このスクリーンの大きさに感動している私はひょっとしてかなりの田舎者なのかもしれませんが・・・・
そんなことも重なって迫力も倍増。
勿論ここでは詳しい内容については控えますね。でも、これだけは言わせて。
せ、せ、せ・・・
せんだみつおが 沢山!
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宗教を持たないものの祈り2005.05.23 Monday
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画像は今夜の晩御飯です。赤飯ではなく、小豆ご飯。小豆はまとめて茹でて小分けにして冷凍しておくので、ご飯を炊くたびに小豆の塊を一緒に入れます。ちょっとヘルシー。
今日も大学の図書館に行って本を拾い読みしてきました。日本語の本も置いてあり、手にしたのは大江健三郎の「人生の習慣」。講演記録を本にまとめたもののみたい。
活字離れの最先端を歩んでいた私が高校時代に唯一読みふけっていたのが大江健三郎でした。確かラジオで大江健三郎の講演を放送する日があってテープに録音して聞いた内容がちょうどこの本の中に納められていてちょっと懐かしくなり、その場でうずくまって読書(足がしびれた)。講演のタイトルは「宗教を持たないものの祈り」でした。
・・・神を信じなくても、宗教を持たないものでも、祈りに似たものはあるはず・・・ってな内容を自身の経験を交えて講演していて、妙に記憶に残っていました。
更に10年後にもう一度読み返すとまた別な味わいがあるかも。
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The End of Poverty2005.05.10 Tuesday
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おばあちゃん先生が毎週私に週刊誌「Time」や、「Newsweek」の古い号を貸してくれるので、ちらちら見るようにしています。
こういうのってかなりありがたいの。今の私にとって“安上がりな娯楽”って重要だから。
今回借りたのは「Time」のMarch14, 2005のissueで、その中の記事のタイトルが、今回のダイアリーのタイトルってわけ。一行で説明すると 世界には貧困で命を落とす人が沢山居る という内容。
もうね、そんなこと知っているよ。だし、不快な話はあまり聞きたくもないのですが・・・ってのが私の本音。のほほんと贅沢をしているのが悪みたいな、もっている財産や体力を困っている人たちのために使ったらどうお?みたいな・・・そんな圧力をかけられているようで。
わかっているよ わかっているよ って本当にわかっているの?→私。
統計的な数字が幾つも並ぶ。正直「はぁ。」って感じ。
More than 1 million African children, and perhaps as many as 3 million succumb(死ぬ) to malaria(マラリア) each year.
Currently, more than 8 million(800万人) people around the world die each year because they are too poor to stay alive.
Nearly half the 6 billion(60億人) people in the world are poor.
・・・こういう数字を聞かされて「はい、それでは何かしましょう!」とは動けない。身近に感じないし、どこか遠くの世界だと思ってしまう。そんな感じで距離を置きながら机の隣にあるお茶をすする・・・
教育を受けたくてもお金がない。
勉強したくても1日の大半を飲み水確保のために出かけている。
・・・・・。
しばし、お茶を飲むのに戸惑いを感じたりして。
とにかく。まずは知ることから始めないとね。

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